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川俣町の山~太郎坊山・長寿山・昔からの言い伝え・伝説・行事

印刷用ページを表示する掲載日:2023年10月23日更新

11月16日の祭礼には参拝者が列をなしたといわれている。当時中組講中では当番宿でおこもりをした。壁屋橋の下でみそぎをし、白装束に身をかためて参拝したと伝えられている。おこもり中に使用した箸を、その辺に捨てては不浄であるということで、羽山参道鳥居の手前沢に納めたと語り継がれている。現在もその場を「箸納」と呼んでいる。このしきたりは大正年間まで続いていた。また梼野地区にも講中があり、正宝院におこもりをし翌日参拝したといわれている。(小島の歴史と文化財)

  • 酉の日
    この日集落の女人達が相談して山登りをして、すしや煮物をもって浩然の気を養う。(川俣町史資料)
  • 麓山のおこもり(旧暦11月17日)
    太郎坊山で法印がホラを吹き、若者がおこもりをする。

伊達郡村誌には「東は下手渡(しもてど)村に属し西南北は本村に属す險にして、樹木を生せず、より渓水を出す流れて小手川に入る。」と記されている。

昔、「椚山」とか「太郎山」とか言う草相撲の巨漢関取がいた。毎日稽古のために、三百田の土を背負って、羽山神社まで運んでいた。神社の後ろに小高い丘があるが、その土はもともと三百田の土であると言う。


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