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川俣町の山~布引山

印刷用ページを表示する掲載日:2023年10月23日更新

川俣町の中央に横たわる「布引山」別名「鳴神堂」

「布引山」別名「鳴神堂」の写真

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布引山概略

別名「鳴神堂」(ナリカミドウ)と言われ、町内の人々にとっては、布引山というより鳴神堂の方が一般的である。
南斜面の中腹には、テレビの中継所があり、あまり高い山ではないが四方から登山道があり見る角度によっては、さまざまな顔をした山である。
山頂には、三等三角点がある。

生活の中の布引山

山頂にある「風神」と「雷神」の氏子一同は、毎年2回登山道の整備をしていて、信仰の山として大切にしている。また、中腹にあるテレビの中継所は、町民にとってなくてはならない施設である。

布引山へのアクセス

三百田・下拍子登山口へ

JRバス「福島駅東口~川俣高校前」、福島交通バス「川俣~掛田」「福島駅東口~原町」および「各方面~川俣高校前」線で「中島」下車。

小ヶ坂登山口へ

福島交通バス「月舘経由川俣」で「岩阿久(いわご)」下車。

小神笠松および菖蒲池登山口へ

福島交通バス「川俣高校前~新助侍」線で「泉福寺」下車。

テレビ塔登山口へ

町内の「中丁」および「役場前」下車。

鶴沢胡麻作池登山口へ

JRバス東北「川俣高校前・浪江~福島駅東口」線で「油田」下車。

※駐車場について
三百田登山口は路上駐車、下拍子登山口には2台、小神笠松登山口に3台、菖蒲池登山口に1台、鶴沢胡麻作池登山口に2台、小ヶ坂登山口の民家に2台、テレビ塔から登るには路上駐車となる。いずれも十分なスペースがないので、近所に承諾を得て、邪魔にならないように駐車するべきである。

所感

川俣町の中央にそびえ、登山口がいくつもあり、誠に興味深い山である。昔から多くの人々の生活に関わりがあり、小島小ヶ坂の人は、川俣に来るのに布引山を通ってきたと言い、氏子たちは「湯立て」の場所であったり、子どもたちはこの山で毎日のように遊んでいたと言われている。昔は「鳴神堂(なりかみどう)」と言われていたが、近年はテレビ中継アンテナが建ち、テレビ塔の山くらいにしか言われなくなっている。しかし、半日で行って帰ることのできるこの山は、今後町民にもっと親しまれても良い山と思われる。
小神の泉福寺から登っていったところの菖蒲池周辺は、まことに素晴らしい場所である。今後もう少し整備されれば、野鳥や草花、樹木と仲良く会話のできそうな素晴らしい場所になるところである。ぜひ皆さんも行ってみて欲しい。鶴沢の胡麻作池や、小神の笠松池からも行くことができる。


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