羽田羽山を信仰の山として羽山神社を守ってきたのは、羽田7軒と昔から呼ばれる、旧羽田村の旧家の7軒であり、建立時期や由来は定かでないが、この7軒が中心となって祭礼や諸事を行い、信仰を守ってきたそうである。現在では、毎年4月に烏合内の人たちが中心になって祭礼を行っている。
烏合内から羽田羽山に行く途中には、明治頃に採掘した「伏ヶ作金山跡」がある。当時の鉱山職人が烏合内集落に宿泊し金山で労働したが、最終的に金の含有率が少ないために採算が取れなくなって廃坑となったそうである。現在坑道入り口が崩れ落ちて、僅かだけ残り、坑内はコウモリの生息場所となっている。
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