みどりの中に光る絹の町川俣
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ヘビむこ入り(ヘビと娘の話)(4)

印刷用ページを表示する掲載日:2012年7月1日更新

娘があってない、あるせなさまと仲よくなって、はらんじまったんだと。
そのせなさまが、
「五月節句のしょうぶ湯さは、はいんねでくれろ。」
って言ったんだと。
ところが節句の湯さはいっちまったんだと。
すっとゾロ、ゾロとへびっこが、生まっちまったんだと。
そのせなさまはヘビだったんだとない。

鶴沢 菅野 キチ


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