本文
娘があってない、あるせなさまと仲よくなって、はらんじまったんだと。そのせなさまが、「五月節句のしょうぶ湯さは、はいんねでくれろ。」って言ったんだと。ところが節句の湯さはいっちまったんだと。すっとゾロ、ゾロとへびっこが、生まっちまったんだと。そのせなさまはヘビだったんだとない。
鶴沢 菅野 キチ
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