みどりの中に光る絹の町川俣
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石になった男(石になった男の話)

印刷用ページを表示する掲載日:2012年7月1日更新

むかし、むかし、一人の男がおったど。
その男は毎日、毎日、寝てばかしいて、
ちっとも稼ごうとしなかったど。
ある日いつものように男が寝てっと、
一匹の蛇がやって来て、男のぜえの周りをぐるぐる回っておったんだと。
近所の人が心ペえして男のぜえさ入ってみっと、
誰も居なくて、ずない石が庭さころがってたど。

蛇に回らっち男は石になっちまったんだとさ。

川俣 阿曽 政秀


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