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山仕事で炭がま作りや、木植え行った時など、土の中から栗がたくさん出てくっことあっぺ。ありゃ、カラスや山のサルが冬のえさにすっぺと栗の実集べで、空さ浮かんでいる雲目印に、土ん中さ埋めるんだつぅんだな。雲は生き物でちっともじっとしてねえ。ほんだから、カラスがあとでほっこじったって、目印がねえがら分かんねえわけだ。ほれがカラスの埋け栗だって言うんだと。
川俣 佐藤 庄吉
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