みどりの中に光る絹の町川俣
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沢あん風呂(ばかむこと沢あんの話)(2)(現代語版)

印刷用ページを表示する掲載日:2012年7月1日更新

南山のばかむこが、奥さんといっしょに他の家に行って、
食事をご馳走になりました。
食事が終わっても茶わんをそのままにしておいたので、
帰りに奥さんが、
「食事が終わったらお湯もらって、
沢あんで茶わんの中をかき混ぜてきれいにして、
沢あんを食べることです.。」
と教えました。
家に帰ってお風呂に入ったとき、
「沢あん持ってこい。持ってこい。」
と(ばかむこが)言うので、(奥さんは)持っていきました。
なかなか(ばかむこが)上がってこないので、奥さんが行ってみると、
沢あんでお風呂をかき混ぜては、ガリ、ガリ、
またかき混ぜては、ガリ、ガリと食べておりました。


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