永野泉さんをお招きして「じろはったん」の授業を行いました。震災当時、石巻に住んでいた永野さんは、弁当店を営んでいましたが、津波で自宅兼店舗が全壊、自宅にあった「じろはったん」の本だけが奇跡的に見つかり、一冊の本に勇気づけられてからいろいろな学校で授業を行っています。「じろはったん」の本は、人を思いやる心、優しい心、差別しないこと、戦争とは、などたくさんのことを考えさせられます。また、永野さんの震災の実体験を直接聞くことで、東日本大震災を経験した人々がかかえてきた思いを風化させないことにつながり、追悼の意味も含まれます。最後にタイサンボクの葉に子どもたちそれぞれの思いを書きました。この葉は、永野さんが3.11に相馬の海に流してくださるとのことでした。
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