茎をもむとキュウリの匂いがするキュウリグサ。足下にあっても、その可憐さ・美しさに気づく人はほとんどいません。1mmにも満たない花びらは、膝を曲げ、ぐっと顔を近づけないとその気高さも見取ることはできないのです。
近づいて意識して見ないと見えないものもあります。人それぞれのよさも、もしかしたら自分のことさえも。
毎年、春が巡ってくるたび、キュウリグサの花にそのことを教えられます。(川俣小シルクガーデンに自生するキュウリグサ)
本日は、授業参観です。ぐっと近づいてご覧ください。意識して見つめてください。キュウリグサのように。
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