みどりの中に光る絹の町川俣
トップページ > くらし・手続き > 生活環境 > 水道 > 川俣町-水道事業の概要

川俣町-水道事業の概要

印刷用ページを表示する掲載日:2025年6月11日更新

水道事業経営

川俣町の水道は「地方公営企業」として経営しており、その運営に必要な経費は、企業の経営に伴う収入、すなわち使用される皆さんからの水道料金をもってあてるよう法律で定められています。これを「独立採算制」と言い、税金で運営される町の事業とは根本的に違った運営を行っています。

建設水道課水道室では、安心・安全で、安定した給水のため、施設の整備改良、維持管理、利用される皆さんから公平に料金をいただくための検針・請求業務など、様々な業務を行っていますが、これらはすべて、水道料金と、一部は借入金でまかなわれています。

水道施設の状況

川俣町の水道は、小綱木字出付地内の川俣町浄水場で浄水された水を主体に、摺上川ダムを水源とした浄水の両方を使用しています。

川俣町浄水場は、長滝川の第1水源、小谷沢川の第2水源および高根川の第3水源から取水し、浄水を行っています。摺上川ダムの水は、福島市にある「すりかみ浄水場」で浄水し、小神の西部配水池に一旦蓄えられます。川俣町の水道は、これらの施設から、地域によってはポンプ場を経由し、各家庭、企業等に給水しています。

川俣町浄水場の写真や説明は、下記のページをご覧ください。
浄水場のしくみのページへリンク

水道施設と水の流れの画像全体原水浄水
第1水源川俣町浄水場大作・東大清水ポンプ場
第2水源川俣町浄水場小高屋敷・祭田、万所内・町体育館への流れ
第3水源川俣町浄水場中山・山王、富田小学校への流れ全体
摺上川ダムすりかみ浄水場西部配水池給水状況説明

配水量等のデータ(令和5年度)

  • 給水人口 9,740人
  • 給水戸数 3,645戸
  • 年間配水量 1,037千m3
  • 一日最大配水量 3,581m3/D
  • 一人一日最大配水量 367L/D
  • 一日平均配水量 2,834m3/D
  • 一人一日平均配水量 290L/D
  • 現在施設能力 6,000m3/D

水道事業のあゆみ

昭和30年に1町7村が合併して、現在の川俣町となりましたが、特に旧川俣町地域の飲料水は、その多くが浅井戸に依存しており、夏季の渇水期には、ほとんどの井戸が干上がり、雨季には泥水と化して、町民は常に飲用水の不安に悩まされてきました。こうしたことから、水道の創設は町民の長年の夢で、昭和36年までに、小綱木字出付地内に川俣町浄水場の新設と、配水管の布設を行い、計画給水人口15,000人、1日最大取水量3,000m3で、川俣町の水道事業はスタートしました。
以来、町勢の発展、生活様式の近代化等により、水需要の急増に対応するため、昭和45年から平成元年にかけて、第1次~第3次拡張事業を実施し、給水区域の拡大や施設の充実を図ってきました。

小綱木字松ノ口地内配水管布設(昭和35年頃)
小綱木松ノ口地内配水管布設(昭和35年頃)の写真

日和田地内配水管布設(昭和35年頃)
日和田地内配水管布設(昭和35年頃)の写真 

新中町地内配水管布設(昭和35年頃)
新中町地内配水管布設(昭和35年頃)の写真

第1次拡張事業は、昭和45年から48年にかけて、浄水場内施設の充実と第3水源の新設を行いました。第2次拡張事業は、昭和53年から55年にかけて、主に給水区域の拡大を行いました。第3次拡張事業は、浄水場内に電気計装設備(コンピュータ設備)の設置、第3水源への取水堰の設置および給水区域の拡大等を行いました。
その後、第4次拡張事業により、平成15年に西部配水池を新設し、摺上川ダムを水源とした水道水の供給を開始しました。
近年は、少子化や景気低迷などにより、水需要の伸びはありませんが、安心・安全で、安定した水を供給できるよう、老朽施設や老朽配管の更新など、絶え間なく改善に取り組んでいます。

鶴沢字東地内配水管布設
(第2次拡張事業・昭和53年)
鶴沢字東地内配水管布設の写真

第3水源の新設と機能拡充
取水口・沈砂池・ポンプ室(第1次拡張事業)
取水堰(第3次拡張事業・平成元年完成)
第3水源の新設と機能拡充の写真

電気計装設備の新設(浄水場内)
(第3次拡張事業・平成元年完成)
電気計装設備の新設(浄水場内)の写真

西部配水池建設工事
(第4次拡張事業・平成14年)
西部配水池建設工事の写真

西部配水池の新設(川俣町小神)
(第4次拡張事業・平成15年完成)
西部配水地の新設(川俣町小神)の写真

昭和46年頃の浄水場
昭和46年頃の浄水場の写真

現在の浄水場
現在の浄水場の写真


[表示切替]
モバイル | | トップに戻る