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女神山のばかむこがしゅうとのところにいった時、「むこどのに何をご馳走しましょうか。半殺しか、皆殺しか、それとも手打ちにしようか。」と、話しているのを小耳にはさんで、殺されては大変だと、ワラ、ワラ逃げて帰ってきました。「おっかぁ、おっかぁ、しゅうとが半殺しか、皆殺しか、それとも手打ちにしようかと相談していたんだ。」と言うので、おっかぁはあきれてしまい、「半殺しはおはぎ、皆殺しは餅で、手打ちは手打ちそばのことでしょ。」と言いました。
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