みどりの中に光る絹の町川俣
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ヘビむこ入り(ヘビと娘の話)(3)

印刷用ページを表示する掲載日:2012年7月1日更新

むかし、ある山奥さばあさまと娘が住んでいたど。
ほしたら、毎晩、美しいせなさまがかよってきたんだと。
そしてるうぢに、その娘ごどはらませちゃったんだと。
娘がばあさまにさ、「なじょすっペ」って言ったら、
「なあに、五月節句のしょうぶ湯さはいっと、おぢちまうわ。」
って言ったんだと。
ほんじそのせなさまのあどついでって、蛇だとわかっちまったがらない、
そうさせんだと。
ほだがら五月節句のしょうぶ湯さ、なんでかんでへえねがなんねんだって。

羽田 菅野マサノ


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