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頭陀寺回転輪蔵

印刷用ページを表示する掲載日:2012年3月29日更新

町指定有形文化財 頭陀寺回転輪蔵(ずだじかいてんりんぞう)

所在地:福島県伊達郡川俣町飯坂字頭陀寺2番地

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頭蛇寺山門の写真

頭陀寺回転輪蔵の写真

鶏足山頭陀寺は宝徳元年(1449年)九州熊本の人、栽松青牛和尚によって開山された禅堂で、当時は米沢市在小桑にある曹洞宗総持寺系端竜院の末寺であった。2世より12世にわたる布教活動により北は保原、東は草野、西は立子山まで、末寺17か寺を持ち福島市平田の陽林寺と対じするものであった。当寺は再三の火災によって昔の面影を偲ぶことはできないが、開基の檀那として伊達稙宗の名が大きく残っている。

延享4年(1747年)建立の山門をくぐり本堂正面の前庭に立つと、その左側の土蔵作り入母屋トタンぶきの一棟が回転輪蔵の建物である。この建物は間口7.28m、奥行7.28m(4間×4間)の正方形土蔵造りである。中はたたき土間になっており格天井は明治4年(1871年)3月の火災にあい焼失を免がれた焼跡が目立つ。特に天井東南方隅の部分が痛々しい。残りの部分には美しい草花の絵が描かれている。南西、南北の両限の壁際には阿弥陀如来および傅大士(註)と2童子像が安置され、土間と天井部を結び八角形の輪蔵が建てられている。高さ4.8m経4.1mほどの総ケヤキ造りで、たたき土間にすえられた石彫の整っ蓮台を軸に回転し、八角形八面に設けられた書架には一切経鉄眼版(天和元年版=1681年)7,334巻が納められている。この一切経は末寺である保原町仙林寺から贈られたものである。また、この回転輪蔵の内部に文化14年(1817年)7月14日、高木傅云々と製作年代が記されている。寺伝によるとこの輪蔵は川俣町飯坂字山の神の初代藤原藤四郎、川俣町小神字天ヶ作の五代斎藤清吉の両名によって寄進されたといわれている。

註) 傅大士は中国東陽鳥傷県の人で、一柱八面に経を納め運行自在にした回転輪蔵の考案者で、御世には建立された輪蔵の内部に大士およびその2童子像が祭られるようになった。(禅宗辞典)


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