この度、本町の公衆衛生の向上のため設立から70年活動してきた保健委員会が解散となりました。
当時の町の衛生環境といえば、大変劣悪な状況であり、私の小学生時代は、汲み取り式のトイレが一般的。そのためトイレは「臭く、汚い場所」というイメージが定着しており、家の奥や母屋から離れた場所に設置されていました。また、ゴミは町内の一部地域では収集されましたが、すぐ焼却されず、焼却場の周りにはゴミがあふれ、ハエや蚊が発生していました。また、河川や道端にはいつも捨てられたゴミが目につきました。しかし、高度成長期とともに、上水道やし尿処理場の開設のほかゴミ分別収集・焼却等により、衛生環境が改善していきました。
このような中で、町の公衆衛生活動事業が、歴代の保健委員の皆様の活動に支えられてきましたことに、改めて心より感謝申し上げます。
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