令和8年7月31日(金)~8月2日(日)の3日間、川俣町中央公民館において範囲確認調査の成果を報告する展示会を開催しました。
8月1日(土)には調査担当者による講演会も行い、町内外から多くの方にお越しいただきました。
下記から展示解説資料をダウンロードいただけます。ぜひご覧ください。
前田遺跡範囲確認調査成果報告会「見えてきた!前田遺跡の広がり」展示解説資料 [PDFファイル/4MB]
小綱木地区に所在する前田遺跡では、東日本大震災の後に行われた国道114号線改良工事に伴い、平成30年度から令和3年度にかけて福島県教育委員会による発掘調査が行われました。
縄文時代中期中頃から縄文時代晩期後半まで(今から5,000年ほど前から2,500年ほど前まで)の約2,500年間、縄文時代の人々の活動の痕跡が確認されています。
低湿地からは有機質遺物が非常に良好な状態で数多く出土しました。特に縄文時代中期後半(今から4,800年ほど前)の漆器や、同時代後期から晩期の木柱群、縄文人骨などは国内でも非常に稀有な出土例として大きな注目を集めました。
県による発掘調査が終了した後、町は前田遺跡の国史跡指定を目指し、遺跡の広がりを確認するための範囲確認調査を実施しました。
地域の皆さまのご理解、ご協力を得て令和4年度から令和7年度にかけて広範囲に及ぶトレンチ調査を行った結果、遺跡範囲は当初の想定より大きく広がりました。高根川の南側でも住居跡が見つかり、両岸で人々が活動していた様子が明らかになっています。
前田遺跡 西上空からの眺め(令和4年11月撮影)
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