みどりの中に光る絹の町川俣

東北復興宇宙ミッション

印刷用ページを表示する掲載日:2021年3月11日更新

東北復興宇宙ミッション2021 ”宇宙から世界へありがとう”の動画を発信

https://youtu.be/VUDlbSk5MHc<外部リンク>

東北復興宇宙ミッションの事業のひとつである”宇宙から世界へありがとう”の動画の発信は、東日本大震災から10年という節目に、世界中からこれまでに届いた温かいご支援に対する感謝のメッセージを、国際宇宙ステーションから発信しようという目的で始まりました。

約10分間のこの動画では、皆さまからいただいた支援に対する感謝の気持ちを、野口聡一宇宙飛行士により朗読をしていただき、42の市町村から集めました笑顔などの写真が印刷された横断幕を紹介いただく内容になっています。

「東北復興宇宙ミッション」は、一般財団法人ワンアースが復興庁事業として実施するものです。

横断幕は、川俣町で作成しました!

”宇宙から世界へありがとう”の動画の中で野口聡一宇宙飛行士が紹介しておりました横断幕は、すべて川俣町内で完成させました。

宇宙に横断幕を打ち上げるということで、大きな問題となったのが、”重量”でした。より軽い生地を使用しなければならない中、川俣の絹に白羽の矢が立ちました。

次に問題となったのが、この薄くて軽い生地にどうやって写真を印刷するかでした。ここでも川俣町の事業者の力をお借りして、無事に生地への印刷が完了しました。

そして最後の工程である縫製作業では、地元の福田小学校6年生と最終的な仕上げを手芸店を営む川俣町の事業者にご協力をいただき、高さ約1.1m、全長約7mの大きさでありながら、重量約400gという超軽量の横断幕が完成しました。

横断幕の上下には、ご支援をいただいた各国の言語、全72言語で「ありがとう」と書いてあります。

東北復興宇宙ミッション横断幕

東北復興宇宙ミッション 事業スケジュール

2021年2月25日 横断幕を国際宇宙ステーションへ打上

2021年3月11日 ”宇宙から世界へありがとう”の動画を発信

2021年5月頃   各地から宇宙記念品を打上(米国ファルコン9ロケット&ドラゴン補給船)

2021年6月     横断幕、宇宙記念品(川俣町は山木屋在来そばの種)が地上へ帰還(太平洋着水・ドラゴン補給船)

2021年7月     横断幕、宇宙記念品が日本へ帰国


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