先日、寒ざらし蕎麦の話題を新聞で読んだので、「川俣町そば研究会」会長の渋谷岩男さんを訪ねました。
震災後、中居そば道場で毎月1日に研究会を開いているという渋谷さんは、「この会の発足は今から30年前、峠の森に水車とそば打ち体験施設が出来た時でした。地域に蕎麦などの雑穀類を作る農家が多く、蕎麦打ちに詳しい人が多かったので私も先輩方から蕎麦打ちを受け継いできました」と話してくれました。
また、多い年には2,000人もの人が峠の森の蕎麦打ち体験に来てくれるそうで、さらに、寒ざらし蕎麦のイベント等では、1日に300食を打つこともあったそうで大変驚きました。
現在の会員数は25名で有段者も10人を超えているそうで、地域の食文化継承のため研究を続けるという会員の意気込みを感じました。
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