【6月10日(水曜日)】
3年生は理科で、昆虫を調べる学習をしています。チョウやカブトムシなどのさなぎになる幼虫、バッタやカマキリなどの親と一緒の形をした幼虫、いろいろな種類の幼虫を見つけてきて、みんなで大事に育てています。
「さなぎが、今日の朝、きれいなチョウチョになっていたよ。羽が黄色できれいだった。」と嬉しそうに教えてくれた子がいました。「すごいね。教室に見に行くね。」とその子に言うと、「でも逃がしてあげたんだ。」と言います。
その理由を聞いて、とても素敵な気持ちになりました。
逃がした理由は・・・
「チョウチョがね、お空を見ていたの。だから、放してあげたんだよ。チョウチョだって、お空に帰りたいでしょ。」
子どもたちの感性は、なんて豊かで優しいんだろうと、心が温かくなりました。
羽化した蝶が飛んでいった空は、爽やかな青空でした。
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