適正受診とは、症状・受診のタイミングを適切に判断して、必要に応じて医療を選択することです。
無理して、我慢してまで受診しないことではありません。
救急医療を本当に必要としている人の命を守るために、ご協力をお願いします。
同じ病気で複数の医療機関を受診してしまうと、診察や検査、投薬が重複し、医療費を増やしてしまうだけでなく、身体にも悪影響を与えてしまう心配があります。
他の医療機関を受診する点では似ていますが、主治医以外の医師に意見を聞く、セカンドオピニオンとは異なります。セカンドオピニオンでは同じ検査や投薬が繰り返されることはありません。
診療時間外の受診には一定額の加算があります。やむを得ないときを除き、控えましょう。
病気やケガをしたら、まずはかかりつけ医に相談を。安易に大きな病院を受診すると、初診時に特別の料金が加算されます。
おくすり手帳を医療機関や薬局に持っていくことで、副作用・飲み合わせ・同じ効能の薬が重複して処方されていないかのチェックができます。また、お薬手帳を同じ薬局に3か月以内に再来局でもっていくと料金が安くなります。
子どもの体調は変化しやすく、ちょっと体調がすぐれないだけなのか、本当に具合が悪いのかを判断するのは難しいものです。
ここでは、お子さまの体調変化にどう対応すればよいかの説明をします。
例えば顔が真っ青で何回も吐いてしまったり、見るからに骨折している等、医療機関に行かないと大変な状況であれば、迷わず119番通報し救急外来を受診してください。
熱がある、おなかを痛がる等、すぐに病院に行かなくても大丈夫そうだけど、症状が心配である場合は、日本小児科学会「こどもの救急<外部リンク>」で気になる症状からどのような対処が適切か確認してみましょう。
<外部リンク> ←バナーをクリックすると、こどもの救急ホームページが開きます。
また、医師や看護師から直接アドバイスを受けたい場合は、小児救急電話相談「#8000」(毎日午後7時~翌朝8時まで、ダイアル回線・IP電話からは「024-521-3790」)へ相談してください。
子どもが元気なとき、元気がないときがどういった時か、日々一緒に生活しているご家族が一番詳しいものです。
「なんかいつもと違うな」と感じてあげ、医療機関への受診の必要性・緊急性を判断する力を養いましょう。
軽度なケガや病気は自分で手当てすることも大切です。
自身の体調は自分が一番わかっているものです。
ここでは、体調別にどのように対応すればよいかの説明をします。
例えば、スズメバチに刺されてしまい息が苦しい、突然ろれつが回らなくなったり、意識がもうろうとしている等、医療機関に行かないと大変な状況であれば、迷わず119番通報し、救急外来を受診してください。
熱がある、やけどをした等、すぐに病院に行かなくても大丈夫そうだけど、どのような対処が適切か専門家に直接アドバイスを受けたい場合は、救急電話相談「#7119」(毎日24時間対応、ダイアル回線・IP電話からは「024-524-3020」)へ相談してください。
自分から病気やケガの症状を判断し、軽度な身体の不調は自分で手当てを行うことで、医療機関を受診する手間と医療費を抑えることができます。
ただ、頭が痛い・おなかが痛い・熱がある等の一般的な症状であっても、そのかげには重大な病気が潜んでいることもあります。特に、突然生じた症状や今まで経験したことのないような症状には注意が必要になります。
詳しくはセルフメディケーションについてのページをご覧ください。
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