1,300年に及ぶ伝統美がさえる絹製品。
すべらかな風合い、絶妙な光沢はそのままに、ファション性を増して、スカーフやネクタイなど、多彩な人気製品群を生み出しています。
川俣には、「小手姫伝説」とうい昔話が広く伝えられています。
今からおよそ1,300年前、崇峻天皇の時代のこと。天皇の妃・小手姫が政争に巻き込まれ、時の権力者・蘇我馬子によって、愛しいわが子を連れ去られていまいました。
涙にくれた小手姫。意を決し、わが子を捜し求めて全国行脚の旅に出ました。東奔西走の末、ついに川俣へ辿り着きました。
小手姫は、川俣の風土が養蚕に適することを見抜き、養蚕と糸紡ぎ、機織りの技術を人々に教えたと伝えられています。
これが、「絹の里」川俣のルーツですが、真偽のほどはともかく、平安時代には「安達絹」の名称で川俣の絹織物が、書物に登場しており、古くからの隆盛のほどがしのばれます。
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